おくりびと
なめて観るほど感動深し。僕の映画究極論です。昨年の墓参りの帰りのどうしても観たいという妻のリクエストでイヤイヤ観にいきました(しかも5歳と9歳の子連れで)。話題前ということもあり劇場も限定され1日2回の上映と限られた厳しい条件でした。上映開始、寝る気満々の僕は既にビールを両手に2杯売店で購入済みでした。
まず、お金をかけずにこれほどいい作品が作れることに感動でした。邦画ってこんなにいいものなんだっけ?配役・演技力・舞台・音楽、そして内容、何をとっても最高としかいいようがありません。雄大な山形の鳥海山バックにした久石譲ミュージック。行ってみたくなりました。そして必ずDVD購入します。しかもブルーレイで・・・。もともと本木雅宏という役者さんは好きでした。NHK大河「徳川慶喜」での演技力にはまりました。世界に出せる役者さんだと思ってます。米国アカデミー賞「最優秀外国映画賞」。今朝から話題がもちきりです。僕の中では「なめて観て感動した最優秀映画賞・邦画部門」を昨年既に受賞済みです。ちなみに「なめて観て感動した最優秀映画賞・洋画部門」は″マディソン郡の橋″です。
主人公は納棺士、おくりびとという題名から死生観をテーマに重い内容にとらわれ敬遠される方も多いかと思います。まして身近に体験されている方はなおさらかとは思うのですが・・・是非、ご覧になってください。世界に胸を張れる我が国の作品
やがて来る 人は誰でもおくり おくられびと。
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