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2009年3月22日 (日)

玉川虎屋″桜ロール″

この玉川虎屋には地元の熱烈なファンが多いです。お店に足を踏み入れてみるときっとうなずけるはずです。かくいう僕もトラヤーの一人です。経営者で菓子職人の庭野氏のコンセプトが明確です。”原点は地域”。商圏2kmのお客様の心を徹底的に掴んで離さない。先代からのクオリティを保ちつつ独自のアイデアとテイストを加えながら地元ファンの満足度を上げるべく日夜努力をしています。このトラヤーの方々のみに送られる”あずき通信”には普段裏方で顔を見せることのない庭野氏の菓子作りに対する情熱とその人柄、優しさが垣間見ることができ、更なる地元ファンの心をゲットしているのではないでしょうか。玉川虎屋はインターネット宣伝はしません。地元の方の心を掴み離さなければそれでいいのです・・・。

そんな玉川虎屋の春の新作”桜ロール”。自家製苺ジャムとシソのコラボ、甘みの中に潜む塩加減・・・。絶妙です。P3200095 またこの地、玉川学園にトラヤーが増えることは間違いないでしょう。

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2009年3月 6日 (金)

雛めぐりが終わり

あくまで個人的にイチ商店街の人間としての感想ですが・・・

昨年、大盛況の盛り上がりで終えた”2008・玉川学園雛めぐり”果たして今年も来る方の期待を裏切ることなく継続できるのだろうか?などと人事のように傍らで拝見させて頂きました。継続は力なのだと改めて考えさせられました。参加店の皆様の努力とアイディア、本当に素晴らしいものでした。今回の”迎え雛”当店にも置かしていただきました(最初ビックリしました、これもらっても・・・!?みたいな・・・。)。各家庭で長年眠っていたはずの雛人形達が”迎え雛”という役目を与えられ、街のいたるところで満足そうなその素敵な顔をたくさん目にしました。郊外からの大勢の方々をお迎えするという大役を果たした雛人形達は3月4日、ポケットパークにてお経とともにおくられていきました・・・。本当に素敵な企画でした。

”雛めぐり”我々商店がどういう役割で関わっていくべきなのか。多くの商店主が抱えている課題であります。小さなギャラリー会・玉川学園商店会、玉川学園南口商店会、この小さな街にしてこの120店舗を超える3団体の融合が簡単なようで難しくも思えます。あれだけ多くのお客様が外部からこの街に訪れるのですから商店会が諸手でお迎えする姿勢でなくてはならないことは当然のように思います。でもこうして大きすぎず派手すぎず、しっとり、まったりお客様をおもてなしするこの空気もまた、いいのものだと思ったりもします。駅を降りた方々が賑やかな”大売出し!”の商店街を横目にぬけるのではなく、何かモノ足りないけど少し外れたこの坂道を、その先のギャラリーへとを散策していく・・・心地いい空気を堪能しながら。わざわざここまで歩いてきてくださった方々へ最高の作品でおもてなし。この空気感が玉川学園ぽく個人的には好きです。

この街の3団体がうまく調和してこの街らしい街づくり、派手すぎず、盛り上げすぎず、作りすぎず、こんな空気が流れ続ける街であったらいいなと・・・。勝手な勝手な個人的な意見です。失礼しました

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