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2010年2月 2日 (火)

人生案内

ある新聞の人生案内です。

相談者1 80代の男性です。結婚して50年以上になります。妻が出産を控えた結婚間もない頃、体がつらく、夫である私に付き添っていてもらいたかったそうだったのですが、そんな妻を置いて幼いころから兄弟のように仲のよかった、いとこの女性と映画を見に出かけてしまいました。そのことには私に責任があり謝りました。しかし、妻は50年経った今も、年中その話を持ち出しては私を責めます。もう耳にたこができるほど聞かされ続けています。何とか平穏に過ごしたいのですがどうすればよいのでしょうか。

相談者2 36歳、自営業男性です。結婚して13年になります。妻が第2子の出産を終え、体がつらかったときに経営していた商売の社員が突然職務放棄で来なくなりました。営業がてんてこまいの私は病院に療養中の妻に出勤しない社員に何とか連絡をとってくれと慌てて指示をしました。その言い方に労りの言葉もなく妻は傷ついたようです。そのことには私に責任があり謝りました。しかし、妻は7年経った今も、年中その話を持ち出しては私を責めます。もう耳にたこができるほど聞かされ続けています。何とか平穏に過ごしたいのですがどうすればよいのでしょうか。

回答者(大学教授)

あなたは十分償いました。あなたもおわかりのように言わないようにすることは無理です。どんなに謝ろうとも反省しようとも、あなたに少しでも不満なところがあれば必ずこのことを持ち出してきます。あなたを責めて仕返しすることが奥さんの生き甲斐になっているのです。もしあなたを本当にひどい人だと思ったら何も言わずに別れていたはずです。もう些細なことになってしまっているからあなたを責めてストレス解消の手段にしているだけです。奥さんにまたこのことを言われたらボランティア活動だと思って受け止めてあげてください。

相談者2 あと50年以上は言われ続けるのですね(ノ_-。)

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