我 怪しい・・・
我、怪しいときにおこるものだそうです・・・。レスリングをはじめて6年間、大きな怪我がなかったことが不思議だったのかも・・・。肋骨を折ったり、腕の靱帯を損傷したり、それでも僕のサロンワークには何とか支障はなかったです。日常的に練習中での他の選手の怪我は顕著で、この先いつ自分の身がという危機感はあり、これからの継続への不安は感じていました。つい2日前にかかりつけの整体師さんとも指先の怪我での仕事への重大性、神経の感覚の大切さについてお話を聞かされていた矢先の練習での事故でした。今思えば思い当たることばかりです。これまで大きな怪我がなかったことゆえ自分が人よりも柔軟であるかのような過信と無理をしない割り切りを身につけていたかのようなおごり。いつしか自分の生き甲斐になっているレスリング、自営業ゆえ、どこかで怪我のリスクの高いこの競技への決別、どこかでそのきっかけを模索していたような気も・・・。自から入ったイメージどおりのタックル、左手でマットをステップアップした瞬間のいやな音でした。この痛みが爪の剥がれた痛みで終わってほしいとただ願うばかりでした。レントゲンの結果は美容師としての致命傷の左手人差し指のマリック骨折、すぐに浮かんだのが妻の"憤怒"の顔。。。6週間の固定、手術は連休明けの傷口がおさまるまでの保留。心の傷の方がはるかに深い・・・。何をどう整理していいのかパニックで整理がつかず、お客様への対応もどう説明していいものかどもるばかり・・・。申し訳なさと情けなさと悔しさと侘びしさと・・・全てのネガティブな表現があてはまる今現在です。一つ救われているとすれば妻が同業の"美容師"であること。まさか憧れの"髪結いの亭主"にこんな形でなれるとは。。。今は妻にリスペクトです。
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