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2011年4月27日 (水)

ある村で・・・。

もとから貧しいこの村は日本の敗戦後の貧しさもさほど感じてはいないようでした。豊かな海と自然の大地には恵まれていたので・・・。4人の幼い子供たちもやがてこの土地を離れ上京してしまい、夫婦2人で畑を耕し細々暮らしていくことが自然な幸せだと思っていました。住まいの近くには戦時中使われていた軍施設がありました。敗戦後、大手土地開発企業が買い取り、その後、国をあげて日本の首都供給のエネルギーの源の建設の話が持ち上がります。西に1000km、20数年前に広島・長崎に投下された原子爆弾の多くの人たちの後遺症もまだ冷めやらぬその恐ろしさを東北の純朴な人々は国の言う「絶対安全!」という言葉にわずかな疑いしかもたなかったようです。何よりも、やがて親もとを離れ上京してしまう愛する4人の我が子が住まいからわずか数kmで天下の〝東京電力〝の関連会社への就職を約束してくれる。戦後の日本の経済発展の中心エネルギーをこの村で我が子たちがつくり、そしてやがてできる孫たちとこの村でともに過ごせる夢のような生活、まさに〝原発〝は夢と希望、そして家族の幸せのエネルギーだったはずです。

どこから間違えてしまったのだろう?誰が間違えてしまったのだろう?僕は何を知っていたんだろう?

自分に出来ることは何なのだろうか・・・。

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2011年4月24日 (日)

ベン・ホサカwithはぐどばん コンサートのお知らせ

  歌や音楽はそのときの自分のおかれている状況によって今までに感じたことのない違ったものに聞こえる不思議なものだとつくづく感じます。先日、好きな長渕剛氏が被災地で過酷な任務を遂行している自衛隊員の方々へ激励に訪れました。そこで1500人が肩を並べて大合唱した〝乾杯〝には涙が溢れ出ました。門出を祝う定番結婚ソングのはずが日本のために命をかけてがんばってくださっている自衛隊員の方々への応援ソング以外何ものでもなかったでした・・・。

僕にとって夢のコラボが遂に実現しました。ベン・ホサカ萩野先生率いる〝はぐどばん〝。4月30日(土)、間もなくサマータイムにて。ベン・ホサカさんのSTB139ライブには毎年必ず足を運びます。私生活に憔悴しきった僕はベンさんの恋のラテンバラードでひと時現実から離れ夢を見ることができます。(帰宅して妻の顔を見るまでは・・・)。

先週サマータイムで行われた初の合同音合わせに少しのぞかせていただきました。大震災後、気持ちはずっと沈んでます。正直、こんな気分で恋のラテンバラードなんて・・・。なんて気持ちでしたが音楽は不思議ですね、あれだけ聞きなれたベンさんの歌も〝復興〝の歌に聞こえてくるものなんですね・・・。

13000人以上が亡くなられ、15000人以上が今だ行方不明。対面もできない、遺骨もないやりきれないたくさんのご遺族・・・。ベンさんが歌い、萩野先生が奏でる〝千の風になって〝それぞれの心の中の想いで是非、聞いていただきたいです。

  • ライブハウスサマータイム
  • 2011年 4月30日(土)
  • 1st 17:00~18:30
  • 2st 19:20~20:50
  • 3000円+ドリンク500円
  • お申込み はぎの耳鼻咽喉科 tel 042-7288737 haginojb@wa2.so-net.ne.jp  

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2011年4月22日 (金)

玉川学園商店街 節電中。

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そうです。玉川学園両商店会は節電継続していきます。皆様ご理解よろしくお願いいたします!

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2011年4月18日 (月)

玉川学園南口商店会 会員として

自宅がオール電化の僕が言うのはチャンチャラおかしい。。。けど。。。

夏場に向けての電力供給が懸念されています。現在、商店街個店でもそれぞれが節電に取り組んでいるのがわかります。僕の業種、美容院もつくづく無駄に明るかったことを痛感しています。照明を半分以上落としても十分明るさが確保出来ていました。とくに競争率の高いこの業界ではより多くの光を使うことが集客の確保につながる、常識となっていました。あれだけ明るいコンビニエンスストアも今は逆に明るいことが消費者の反感をかってしまうように思います。政府は夏場に向けての節電目標を産業界に提言しました。かと思うと東京電力は一定の電力は確保出来ることになったとか・・・なのでもう少し使っても大丈夫?みたいな・・・?

はっきり言って懲り懲りです。原発に頼る電力供給は(オール電化の僕が言うのはちゃんちゃらおかしいですが・・・)。また、電力需要が確保されれば街の明るさは戻るはずです、そして過度な明るさでの集客競争が始まってしまうのでは・・・。この街はモラルのある明るさ保ってほしいほしいと願ってます。業種、業態によってその尺度は様々だとは思います、そこに基準を設けるということは相当難しいと理解しています。例えば、当店でも夜間看板照明などはもちろん消していますが、せめてもの街灯は商店街の街中に店舗を構えている以上帰宅する方々の防犯上は必要だと考えていますがそれ自体僕の勝手な考え方なのかもしれないし・・・。

自然を汚染したくない、大地と海をもうこれ以上・・・。子どもたちの健康を奪いたくない、未来に環境汚染の宿題を与えたくない。放射能汚染はもうまっぴらですがCO2排出でオゾン層の環境破壊もまっぴらです。「じゃあ君のお店の電力はどうする?」と聞かれれば答えられません、だから出来ることだけしていきます、とりあえず・・・競争に惑わされず自分のスタンスをしっかりと。そしてこの玉川学園南口商店街がそうであってほしいと願ってます。競争でのエネルギー消費ではなく、必要なことに最小限しっかりと・・・。

そしていつの日か、まだ2年の我が家のIHキッチンもリフォームにこぎつけたいです・・・。

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2011年4月11日 (月)

誰かのために

当店にも募金箱を設置させていただきました。お客様方の善意で募金箱にしていたペットボトルもあふれんばかりになってきました。大震災から1か月、とりあえず明日の休みに第一便送金しようと思います。我が子にも問いかけました、「義援金の寄付はしないの?」1か月1000円のお小遣いの長男が先日渡した1000円を手渡してきました。「スゲー!1か月分じゃん!お前将来、孫正義になれるよ!」負けず嫌いの妹も1000円を差し出してきました・・・スゲー!マイチルドレン!!「もちろんパパもお店の売上1か月分の義援金なんでしょ?」!?えぇぇぇぇぇ!?それじゃ僕がいただく側に・・・・。

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