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2012年12月 2日 (日)

無題

韓国人男性や台湾人男性、みんなあんなに男気があってイケてる理由はその国の〝兵役〝によって磨かれたのだと思います。この国にも〝兵役〝という制度があれば我が息子ももう少し変われるのであろうか・・・そんなことをつい考えていた時期もありました。

見ようとしなければ見えないもの、聞こうとしなければ聞こえてこないもの、思い込みというものはそういったことに壁をつくってしまうものだと思います。
〝兵役〝。間近に迫ると〝鬱〝になる若者が多いようです。どうにか免除されるために自ら怪我を負ったり、病気になってみたり、ひどい場合は自ら。。。親も必死らしいです、愛する息子のために国籍を変えるなど・・・。スポーツ協議での宿命の対決と言われる日韓戦、韓国選手のあの燃えようはもちろん反日教育もあるけれどやはり〝兵役免除〝だと思います。あんな男前の選手達でさえ兵役はイヤなんです。。。

戦後67年、いよいよ核保有とか軍隊保持の話がオープンになってきたようです。どちらかというとファィターな僕はそういった意見は大いに賛成でありました。ある時期、太平洋戦争でのフィリピンからの帰還兵の方のお話を聞きました。敗戦が濃厚な時期で上層部は早々と撤退されていたようです。アメリカとの激戦のゆえ無関係のマニラ市民10万人が犠牲となりました。アメリカ兵のみならず家族を失ったフィリピン人も血眼になって日本軍の残党兵を追跡したようです、捕まれば〝捕虜〝で済むようなそんな次元ではないようでした・・・。
潜伏の日々、沼に首だけ出して3日間凌いだ日もあったようです。ガリガリの栄養失調の体で3日間水を含んだ体は体といえるものではないそうでした。ミミズはごちそうでヒルを食べて凌いだようです。人間を食べようと食いついた人間に食べられたヒルというのはどんな気持ちだったのでしょうか・・・。

未亡人となったそれぞれの奥様に亡くなった同志の〝名誉の戦死〝を報告に伺うことが帰還兵たるものの大事な任務でした。現地に〝立派な戦死〝など一つもなく本当の死などご家族に報告できるものではないようでした、多くの方がどいいう最期であったかはとてもここでは書けません・・・。

戦地から帰還され、この貴重な体験をされた方は何年も前に他界されています。戦時を語れる方はまだいます。戦後を語れる方はもっといます。戦地を語れる方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか・・・。

日本を愛しています、愛国心、大事です。でも、我が子はもっと大事です。もしも息子に強い日本人になってほしいのであれば〝自衛隊〝を希望します。しかし、国から〝徴兵〝を強制される時代がもしも来てしまうのであれば・・・親として守るモノ、祖国よりもかけがえのないモノ。。。

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