その先のエクスタシー
2ピリオド残り1分、5-7で2点を追う状況、セコンドコーチのアドバイス「タックル1本決めれば追い付くよ!」 仮に追い付いてもその後動けないし。。。 「相手もバテてるよ!」僕の方が100倍バテてるし。。。 応援の息子もアドバイス「フェイント使って動いて!」 フェイント使って動いたら足がもつれてこけそうだし。。。
最後の力でタックルいった、いなされた、倒された、抑えられた。さほど圧力は感じなかった、フルパワーを使えば返せる、でも返したところできっとその後立てないし・・・いいや、また来年トライしよ。。。たった数秒のアクションの中で自分の中でのやりとりをはっきりと記憶しています。。。
昨日のレスリング段別選手権大会初段以下の部決勝戦、そこまで見えた光はまたしても消えてしまいました。試合に臨むまでの長い緊張の日々、とくに僕にとっては体調管理と怪我に神経をとがらせていた毎日でした。そして試合翌日の今日、バキバキの筋肉疲労のなか昨日の休業日の穴を埋めるべく倍返しのお客様対応数。たった一日の大会に出場するためには計り知れないほどのリスクを要します。それでも今日からまた挑戦の日々が始まります。24歳の対戦相手より劣っていたものはスタミナだけだと思っています。勝ちたい気持ちも負けましたがやはりそれはスタミナ不足が引き起こした気持ちの弱さだと思います。来年は40歳の挑戦となります、昨日の自分よりもう少し強い自分に向かってのスタートです。
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