永遠のエクスタシー
人生最高のエクスタシ―は〝自己達成〝の瞬間かと思います。
その形は様々だとは思います。おそらく僕の同世代の大半の方は成果、評価、報酬など仕事による自己達成ではないでしょうか?こんな僕にも仕事の上での目標はたくさんあります。お客様の満足度を上げて評価をいただきたい、収益を上げれるようもう少し展開したい、弟のいる上海に1日も早く進出したい・・・仮にそれ全てが叶ったとして最高のエクスタシ―を味わえるのだろうか?なぜかあまり胸は高鳴らない。。。
2009年全国社会人レスリング段別大会、35歳、人生の中で一番強かった自分だったと思います。主導権を握る優勢な試合の中でほんの少しの過信でひっくり返され敗退。リベンジを挑んだ2010年大会では指の粉砕骨折、試合3日前の鼻骨骨折、力を発揮することなくまたしても敗退。いずれの対戦相手2人はその後の3試合をなんなく勝ち抜き優勝、段位2段の称号を手中に収めていました。怪我での仕事への支障を考えこの大会を最後にレスリングは封印しました。
昨年、息子の木口道場への再入門を機に僕もゆるく再開しました。大会での敗退の悔しさ、レスリングから離れている淋しさ、苦しみぬいた2年間でした。2か月後に40歳を迎える僕の体は35歳の自分からはかなり衰えているはずです、でもあの頃よりもより目標達成に向かっていることレスリングが出来てること、うれしくて肉体が弾んでいるように感じます。全国社会人レスリング段別大会、2週間後の11月23日は3年ぶり、3度目の挑戦となります。過去2回の大会との大きな違い、それは目的のライバルがいるということ、35歳の自分という。。。
ガキ大将、強かった幼少期。強さがなんだかわからず迷走した10代。強さを夢見ていた自分さえ消え去った20代。木口道場に出会えた30代。
「肉体の強さがあってこそ精神的な強さは養われる。」還暦をすぎたムキムキな創設者のこの言葉でヤサイ自分の心の奥に潜んでいた何かがはちきれました。
10代、自分の限られたスペックの中で仕方なく選択した美容師というカード、もちろん誇りは持っています、生涯これで生きていくとも決めています。しかし夢を語るとなると。。。
〝もっと強くなりたい〝という想い、無敵だった保育園の幼少期からずっと僕の心の核となり今の自分を形成しているのだと思います。 何に対して強くなりたいのだろう?強かった頃のあの頃の自分より。。。35歳の自分より。。。昨日の自分より。。。そして明日は今日の自分より。。。 これからもずっと永遠に強さを夢見る自分のままでいたいです。
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