最愛の人たちと
当店の募金箱、昨年12月に久之浜"浜風商店街"へと現地に直接お届けしました。お客様から更なる感嘆をいただきあれから4か月で瞬く間に35149円となっておりました。
謙遜するわけではありません、片道4時間半の久之浜へは本当に誰かのためではなく自己満足なのです。マンガ喫茶に9時間いたら家族からは辛辣な扱いをされますが久之浜への移動の往復9時間でビールを飲み、読書をして爆睡をしても快く見逃してもらえるプライベートの至福の時間なのです。
今回は春休みの子どもたちを連れてのいわき1泊旅行です。念願だった浜風商店街に連れてくることが出来ました。
お客様からお預かりした募金35149円も無事にお届けしました。
電気屋さんでは完成したばかりの震災から4年、久之浜ショートドキュメント(15分程度)を観覧しました。現地を憫察させることが目的ではありません、幼い頃大好きだった70年代の団地商店街、あの頃のワクワクする商店街のエッセンスがこの"浜風商店街"にあるのです。家も店も失った商人の方々、それでも訪れる客をワクワクさせる商人魂、仮想じみたショッピングモールではなく、人とお店が近すぎるほど繋り触れ合う商売の原点、バーチャルではないこの風味を感じてほしく子どもたちをこに連れてきました。
大好きな久之浜の海に最愛の人を連れてくる。こんな幸せがときに怖く感じます。。。
ある日、突然全てを失うということ。
僕はまだ大事なものを失ったことがありません、だから失った方々のつらさや痛みが全くもってわかりません。僕の周りには大事なものばかりです、いつか必ず失う日がやってきます。
僕がここに来る意味・・・もしかすると・・・
この街で強く、明るく前に向かっている人達を見ていくことでいつか自分にもやってくる恐怖から起ち上がるための心の準備をしているだけなのかもしれません・・・。からすや食堂の餃子とカツカレーでご満悦の長男、あかもの屋の駄菓子大人買いでご満悦の長女。
とりあえずそれでいいのかな。。。
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