« 2015年10月 | トップページ | 2015年12月 »

2015年11月18日 (水)

放射能という問題

月に1度だけ英会話の実習に伺いますが進歩はしておりません。ティーチャーのヘアスタイルにハイライトが入っていました。なんでも親戚が喉頭がんになったために一族での願掛けとのこと、これがアメリカンスタイルらしいです。"RADIATION TREATMENT"?? 「フクシマ・フクシマ!」と説明され放射線治療であることを理解しました。。。

この度の東日本大震災ででの僕の想いは"原発と放射能汚染" 。この問題につきます。生活、暮らし、放射能・・・子どもを育てる親の苦悩、考えの違いからの家族関や交友関係まで幅広な軋轢。たくさんのものが壊され、引き裂かれ〝復興・再生〝の錦の御旗のもと更なる崩壊を続けていく現地の現状。。。
9月の豪雨によって中身の汚染廃棄物が流出した除染袋280個は国直轄の業者が通常の半額程度で納めたものだったらしいのですが究めて線量は低いのでご心配はないとのこと・・・。
福島第一原発の遮水壁が10月に完成し、1700日間、毎日海に流れている400トンの地下汚染水が10トンに収まるので安心らしい・・・ちなみに2兆円かけた凍土壁は一昨年失敗に終わっていましたがさほどネタにはなりませんでした。。。
2017年3月には様々な補助を打ち切ります、福島はもう安全だということです。
それもそのはず、東電から賠償や補償に支払われた金額は5兆円を超えているのですから、、、賠償説明会で住民の方々に東電の方が上からこう話しておりました「あなた方の賠償は全て国民の皆さまの税金によって支払われるんですよ!」そうです全額国民の税金なのです。。。

県内の子どもを対象にした甲状腺検査の2巡目でがん確定が急増しました。
この先の健康被害への不安を抱えながら生活を続ける38万人の親御さんの気持ち、この不安から逃れようと自主避難した2万5000人の方それぞれの気持ち。

放射能問題はさすがに心が折れます。。。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2015年11月16日 (月)

13歳の神様

金曜日の週1回が僕の通う木口道場レスリング教室の練習日です。他、土・日も日中行われているのですがこちらには仕事の都合上参加できません。が、来週日曜日に試合を控えていますので昨日の練習にはお店を抜けて参加して参りました。試合前のスパーリングでの調整は最後となるので気持ちを入れて行ったのですが。この1年間かけて出来たはずのことが出来ず無残なグタグタ姿でした。。。今大会にはスタミナが切れても死ぬ気で挑む強い気持ちでいるのですが、やはり苦しさには簡単に負けてしまいそうです。。。

同時に昨日は146校が参加する東京都中学校駅伝大会が開催されておりました。長女の通う中学校陸上部の1年生では1人、第2区走者として選ばれ3kmを走ってきたようです。同じ2区には普段大会で顔を合わす上級生のツワモノが何名かいたようです。顧問の先生からは「ペース配分はするな、短距離だと思って全力で走れ、もし疲れたら歩いていい、だから全力で走れ!」そんな指示があったようです。
娘は指示通り全力で走ったようです・・・ツワモノたちを横目にタスキを繋ぐためビビる気持ちを押し殺し、全速力で走り、指示のように歩くわけにはいかないので苦しくて死にそうだけど全力で走ったようです。
その日、試合前だというのにグタグタな練習を終えた僕は
「死にそうにツライときって死ぬんじゃないかってホントに思うじゃん?そんな時はどうすればいいの?」そんな問いに娘は
「死んでもいいっていう思いで走るんだよ。」

僕の計算が正しければ娘はまだ13年間の人生経験だと思います。

本当に僕の子どもなのか時折不信感を抱きます。。。

6日後に控えた僕にとって大事な闘い、僕の人生において未だ大きく足りない"精神力"を13歳の神様からなんとかあやかりたいと願っております。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2015年11月11日 (水)

ジアミンについてのお話し

自分の職業に誇りは持っておりませんが僕は美容師です。。。
今回は最近何かと話題になっている〝ヘアカラー〝と〝アレルギー〝について書かせていただきます。
話題に取り上げられているアレルギー成分とは〝パラフェニレンジアミン〝といって白髪染めなどで黒に近い深みやにごりの色素となり、カラー剤にはかかすことのできない主成分です。
現在、国内の製品で表示が義務づけられている指定アレルギー成分は27品目ですが、この数は年々増加しております。全人口の半数の方々は何かしらのアレルギーを持っていると言われています。これらのアレルギー体質が治るということはなく、残念ながら遺伝をしていきます。ということでこれから先アレルギー人口が減ることはなくアメーバの如し増え続けていくこととなります。
さて、問題のジアミンですがこちらの成分は地肌から身体へ(内臓へもとも言われています)浸透し排出されることなく溜まり続けていくと言われております。したがって個人差はありますが体内の許容量がMAXになることで突如アレルギー体質へと変貌します。ちなみに1991年以降、欧米などでは毒性成分として一般使用は禁止されております(コワイわー)。今まで大丈夫だったヘアカラーで突然カブレはじめます。一度アレルギー反応がおきてしまうと2度目は抗体反応をより激しく起こし更にヒドイ状態になります。このジアミンは空気中にも散布してしまい、毎日吸い続けている我々美容師もアナフィラキシーショックで生命の危機にさらされている人も多く出始めています(コワいわー)。
なぜ、今さらジアミンなのか・・・?アレルギー成分が強くなったわけではなく人間の体がより敏感になってきたこと、ホームカラーも含め気軽に白髪染めが出来、ジアミンを含む機会が圧倒的に増えたということ。 といった要因でしょうか。。。

とは言っても白髪は染めたいしおしゃれ染めもしたい。。。
白髪を染めるだけであればヘアマニュキュアか100%ヘナ、、、どちらも短所はあるのですが。
まずヘアマニュキュアはノンジアミンではあるのですがタール色素という成分を使用しています。このタール色素も実はキューティクルを分解、開かせることで染着しております。そして地肌につくと落ちません、なので地肌にはつかないよう白髪を少し浮かして塗ります、そして毎回シャンプーの度に少しづつ色落ちしていきます。このタール色素も旧指定成分と言われる発がん性物質です、洗いながら落ちて頭皮に付着した色素成分でアレルギー反応をおこす方も稀にいます。地肌に直接塗りつけていないため体内への危険性データはまだ立証できていない段階だと考えます。
無添加である天然100%ヘナ、こちらは科学成分はないのですが草木カブレなどおこす方はできません。ヘナそのものが持つローソニアとタンニンの結合は薄い赤みで発色します。2回染めることで白髪に赤みが定着します。キラキラした赤髪になってしまうことと2回染めるという非常に時間のかかる作業、そして何よりの欠点は輸入元であるインド製品の成分分析をすることがとても困難だということ・・・100%と謳いながらピクラミン酸やブリリアンドグリーンという発がん性物質をパウダーして混ぜているケースも多いのです。

そこでー
ジアミンを含まないノンジアミンカラージアミン量を半分以下に抑えた低ジアミンカラー、これらの製品を使い、お客様の様々な不安に対応できるよう当店では提案させていただいております。

白髪はさほど気にならない、おしゃれ染めで明るく艶のあるカラーがしたい→ノンジアミンカラーでばっちり対応できます。但し、髪を明るくするための過酸化水素による漂白とキューティクルを膨潤させるアルカリ成分は必要となります。

髪のトーンアップよりも白髪を根元から染めたい→上記のノンジアミンカラーにタール系色素ではなくキューティクル分解を行わずに隙間から染着するHC染料と塩基系色素を主体にした地肌についても落ちるヘアマニュキュアを配合し、白髪染めを行います。色持ちの方はマニュキュアと同等くらいですが生え際から塗れること、過酸化水素とアルカリ成分の作用により多少のトーンアップによる色の統一感が得られます。

今は大丈夫だけれど・・・この先アレルギー反応をおこしてしまうのが心配→ジアミン量を半分以下に抑えた低ジアミンカラー〝ハイブリットカラー〝でアレルギーの体内許容量の寿命を延ばしていきましょう。なお、白髪が少量であればノンジアミンカラーとの組み合わせでジアミン量を更に半分に軽減できます。

以上、ヘアメークシーンからの永く染め続けるためのヘアカラーへのご提案でした!Title_2


| コメント (0) | トラックバック (0)

2015年11月 4日 (水)

またまた郡山

海沿いの国道6号線と郡山↔いわきの国道47号線、心地良すぎてノンアルコールで酔いしれるいわきのツィン・ゴールデン・ロードです。なのですが・・・昨日の47号線は残念ながら前日の飲みすぎで強烈な二日酔いに見舞われ素敵なはずの秋の行路は車酔いでのドライビングとなってしまいました。
地元、郡山で家業の大工さん、消防団でも活躍するタフガイないとこの旦那さんタカヒロくんは全てが強い!Sscn4521

前日はひれ酒からのー田酒冷酒からのーウィスキーーからのーー・・・地元ならではディープなお店にも案内してもらい郡山Nightを満喫させていただきました。ブラボー郡山!!Sscn4522

Sscn4519
というわけで翌日は撃沈・・・予定していた浜風商店街へは次回に持ち越すことにして伯母のいるいわきニュータウンに寄って帰るだけにしました。。。

郡山、いわき、それぞれの繁華街では・・・国の交付金により全国から様々な何かの作業員の方々で溢れ活況な景況感がつくりだされています。〝被災地〝〝復興〝〝地方創生〝こうしたワードが幻想やバブルを作り出すのではなくそこに暮らしている県民の方々が本当に願う福島をつくり出せること。二日酔いが醒めていわきの伯母の家を後にした帰路の車中で想う僕の願いでした。。。

| コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年10月 | トップページ | 2015年12月 »