磐梯の橋
永遠の心の名作「マディソン郡の橋」。
この場所であの切ないメロディーが流れてきた気がしました。
その橋は郡山から喜多方へと向かう山車道で不意に現れました。慌ててブレーキを踏みそのシルエットに見惚れました。
「切立橋」。
ドイツ製のこの橋は明治23年に九州鉄道の福岡にて架橋していたようです。
列車の増重に伴い引退後の大正10年に猪苗代水力発電所の資材輸送用の軌道としてこの地で再デビューをしたようです。
当時、ドイツから輸入した11橋は現在この橋を含め国内に2橋だけらしいです。
21年前、期待値0で観た「マディソン郡の橋」。
たかがオッサンとおばちゃんの不倫ストーリーだわ・・・と
クライマックスの別れの伝説シーンではフランチェスカ以上に僕が泣いていました。
歳を重ねるごとにもっと泣きます。
壁に貼り飾っている「マディソン郡の橋」の写真を見るだけで涙がでます。テーマ曲を聴くといつでも涙が溢れます。
「切子橋」を撮影している自分がちょっぴり憧れの"ローバト・キンケイド"になっている気がしました。
こんな自分を福島のフランチェスカが見つめてくれていないかなと周りを見渡してみたのですが。。。
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