愛しの子どもたち
小学校の敷地内の浜風商店街、そのからすや食堂で出会った1年生のかわいい少女。
帰り際、校門から僕らお見送りしてくれました。
「バイ・バーイ」といつまでも手を振ってくれていた。子どもの必殺技・見えなくなるまでバイ・バイこれをされると大人は永遠に脳裏にメモリーされてしまう。
今も、あの少女のその姿が鮮明に浮かんでしまう。。。あーまた会いたい。。。
自主避難していじめを受けていた少年が横浜に移り住んだのもこの少女くらいのときだったのだろうと想像しました。
この久之浜地域は第一原発から35kmです。避難指定地域ではないので賠償金などは出ていません。漁業地域でもありますのでもちろん仕事はなくなります。風評被害などもありますので漁業以外でも仕事は激減しました、生活収入のため、被曝リスクのため、土地を離れる方々は多くいます。それはあくまで自主避難です。150万円の賠償金をもらった人はいません。津波で失った家やお店の再建に対する行政からの優遇措置はありますがそれらは原発事故による措置ではありません。
いじめを受けていた少年のご両親も避難指定区域の方ではないため俗に言われている一人毎月10万円の補償は受けていません。
慣れない土地で仕事を見つけ、がんばっているお父さんの背中を見て少年はいじめに負けず、死ぬことをこらえ懸命に生きていきました。
中学1年生になったその少年からのメッセージ
「僕のようにいじめに苦しんでいる全国の子どもを助けてほしい。とにかく死んでほしくない。死んじゃったら何も訴えられなくなる。必ず助けてくれる大人はいる。死を選ばないでと伝えて欲しい。」
必ず助けてくれる大人のその先頭でありたいです。
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