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2017年1月24日 (火)

ゴッド・ファーザー

木口道場、代表の押田コーチは法政大レスリング部の監督も務めている65歳です。
レスリングの世界ではもちろんのこと、多くの世界ランカーも含めた若手格闘家の方々の間からも"ボス"と慕われています。僕自身、10年以上ご指導いただいておりますが後輩の方々のボスへの畏敬な振る舞いから現役時代のボスを想像することしかできません。しかし全日本などの経歴だけをたどるとそれほど華々しいものでもないようです。。。
先日行われた全日本マスターズレスリング選手権。セコンドには大晦日にK1ファイターの魔裟斗選手とTBS立ち技特別ルールにフルラウンドお付き合いした元・PRIDE世界王者の五味選手がわざわざボスのセコンドのためだけにに駆けつけていることだけでボスのスゴサを感じます。
決勝の相手は4歳若い61歳。現役時代には全日本選手権を制していてオリンピック日本代表経験を持つ超一流選手。この階級のウエイトには届かなかったボスとは相対的に減量調整で臨まれたお相手の選手。
青のシングレットのボスの勝算は乏しいけれどもその雄姿をこの目に焼き付けておこうと思っておりました。

やっぱりボスはすごかった。
同時に行われていた後方のマットではジャングルポケットの人が試合をしていて芸能人数名も応援の様子をTV撮影中でした。
そちらに注目をしてボスの試合を見逃している大勢の会場の方々、なんてもったいない。。。
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この大会、僕、自分の結果はというと・・・。
。。。いいんです、これから始まる1年にその"勝負強さ"をボスから叩き込んでいただけば。

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2017年1月 9日 (月)

ヘアカラーについてのお話し

このたび当サロンでは新メニュー「香草カラー色葉」というノンジアミンカラーメニューを導入致しました。
それにちなみヘアカラーのお話しをさせていただきます。
以前ブログにて「ジアミンについて」のお話をさせていただいた際に当サロンで取り扱っている「ノンジアミンカラー」を推奨させていただきました のですが。
「ジアミン」に固執しすぎその他のリスクについての説明が不足であったため、そこからお話しさせていただきます。まずアレルギー成分というものは消費者センターなどに被害報告があり、厚生労働省で認定されることでアレルギー指定成分となります。また指定成分であったものも2001年の化粧品規制緩和によって製品への配合がOKになったものも数多くあります。
指定成分が含まれていない全ての染毛剤でも必ず48時間のパッチテストは行います。それはただ単に現在は指定成分として認可されていないだけなのでアレルギーを引き起こすリスクが十分にあるからです。HC染料、塩基系染料、ナフトール染料・・・ジアミンがこれほど騒がれるまで40数年、そこから考えればまだ10数年程度です。

今回提案させていただく「香草カラー色葉」は97.4%の植物性成分から出来ております。お間違すること多いのですが植物性エキスではありません。
配合植物成分は多々あるのですがメインとなる染色成分は藍染めのナンバンアイ葉・ヘナのローソニン・そして家庭用のカラートリートメントなどに使用されているHC染料。これらの粉末をお湯と酸化剤1:1を溶いたものとなります。
では2.6%のリスクはというと。。。
HC染料というのは分子量が小さくキューティクルを開かすことなく隙間に入り込み尚且つ頭皮に染み込まない優れた科学染料です。そのため色落ちは早いです。
白髪をそめるたびにうるおうツヤ髪をキャッチフレーズに爆発的に売れている家庭用カラートリートメント"○○昆布トリートメント"。28種類の天然由来植物エキスをうたうこの商品の主成分はHC染料と塩基系染料です。ただ、こちらの製品を愛用してご来店いただく複数のお客様の頭皮のコンデションがあまり良くありません。HC染料に問題があるのだろうか・・・探求してみましたところ。
HC染料は頭皮には含入しないとされています。しかし家庭用トリートメントのようにシャンプー後に染めて放置、すすいで終わり。染着期間は短いのですすぎだけで終わっている頭皮に再びこの作業を繰り返す。あくまでHC染料は皮膚に入り込まないという前提で安全性が確保されている成分ですので日々こうして繰り返すことにより分子量の小さいHC染料が毛穴から取り込まれているものと推測できます。
カラー施術後にシャンプーを行い数%の頭皮についたHC染料を除去、月1回程度のこの作業であれば"香草カラー色葉"が体に与えるリスクは限定的なものではないかと考えております。
もう1つのリスクは粉末を溶かすためのお湯と1:1の酸化剤。この酸化剤は臭素酸ナトリウムといって主にパーマ液などの2剤として使われています。1剤のアルカリ性還元剤により毛髪の結合を開鎖、2剤の酸化剤で結合を繋ぎ戻します。
臭素酸ナトリウムも体内に取り込まれると健康上のリスクは多々あるといわれています。吸引した場合も直ちに空気の新鮮な場所へ移動すること、目に入った場合は15分以上洗う とあります(原液での説明、2剤は3.5%程度となります)。のですが
サロンで主に使用する酸化剤は過酸化水素と臭素酸Naの2種類です。
過酸化水素はオキシードール(3%)などの消毒薬成分です。ヘアカラーの2剤としての役割は毛髪の脱色、漂白です。頭皮もしみますし手についてもプチやけどになります。衣類につくと漂白されてしまいます。目に入ると溶けるほど痛いです。
一方、臭素酸Naは匂いをかんでも鼻が少し通る程度で素手についてもサラサラです。目に入っても感じません。
あくまで僕の経験上の持論ですがこちらのリスクも限定的なものだと感じております。
今後、更にリスクについては検証していきたいと思います。

まずはヘアカラーをあきらめていた方、あきらめかけていた方、是非ご相談ください。
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