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2018年5月23日 (水)

大山詣りにて

古、大地のエネルギーを感じる人がそこに神社を祀ったようです。神社があるからパワースポットというよりもどうやらパワーが漲る場所ゆえの神社のようです。

鼻腔手術のため伊勢原に通院しておりました。いつも見ている大山がすぐそこにありました。
大山のパワースポットがずっと気にはなっていました。
先週の休日火曜日、参拝に参りました。5分前に出発したケーブルーカーの駅には平日とは思えぬ人だかりで溢れていました。ジーンズにTシャツ、持ち物は財布とスマホ、サクッと歩いて上がる決断をしました。

1010山のことは何もわからないのでとりあえず女坂で行くことにします。005122レスリングのスタミナ強化にちょうどよい勾配だったので走って上がってみました。
次の大山寺駅まで15分程度、余裕のよっちゃんでした。
この日は気温が29度くらいまであがり、かなり汗びしょになりました。
かるい脱水になりましたが水を持っていませんでした。
真夏、エアコンのない道場の練習中に起こる症状がきました。水分補給をして休むことでリカバリーします。とりあえず石に腰かけ休むつもりが水分がないので余計にマズい状態になってきました。すれ違う方に水を分けてもらおうと思いましたが上にも下にも人の気配がありません。これ死ぬパターンだ。。。
救急電話しようか迷いました。多分大騒ぎになるのだろう・・・。
大山の500m地点で水も持たずに登山をしていた44歳男性を救助。
その記事を避けるため死ぬ覚悟で上がり続けることにしました。
大山の500m地点で水も持たずに登山をしていた44歳男性の遺体発見。こっちもダメだ。
最悪、スマホに遺書を残して自殺にしにきたことにしよう。
遠のく意識の中で最小限であるための選択肢を考えていました。00712なんとか死なずに阿夫利神社下社まで辿り着きました。
自分のダサさを思い知る初参拝となりました。
下社から更に山頂の本社へは90分。立身出世の神と崇められるこの神社の本社に参拝してこそ1人前と伝承されていたようです。
44歳、半人前以下の自分である理由がよくわかりました。

というわけで昨日、2週連続で大山に出向き山頂へトライしました。008登山経験ゼロの僕はとにかくがむしゃらに上り続けました。
追い抜くことはありますが追い越されることはありません。スタートの階段ですでにつまずきながら歩く多くの方々はその後どこまで行けたのでしょうか?

015019
高齢の方々、山ガールの女性陣、みんなこんなとこ上っていたんだ。
圧巻です。。。020025かなりキツかったです。なんとか登山デビューを果たしました。
パワースポットから何かをあやかることが当初の目的でした。
神秘のエネルギーをたくさん感じるつもりでいました。
そんな余裕など全くありません。
1人前とはどれくらいのことを言うのだろうか。
この日が大地の神に問いかける旅のスタートになりそうです。026

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