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2019年2月 6日 (水)

掛川めぐり

ずっと行ってみたかった場所でした。
大学生の長男が春休みで運転免許取得合宿に掛川へと行っております。これを機会に息子に会うわけでもなく掛川へと行くきっかけをつかみました。
いわき、郡山、会津若松の福島ビック3を死ぬほど愛してやまない僕をわかってくださる掛川がご実家のM様は「店長さんがきっと気に入ってくださる街だと思いますよ。」と
お言葉通り。。。

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M様の立派な旧家から5分ほど、まずはねむの木村へと。
創立者である宮城まり子さんを全く知らない僕は先入観なしで訪れました。
いわゆる障がい者特別支援施設ということなのですが、目にしたそのコミニティー世界はプロトピアでした。
愛人であった作家・吉岡淳之介と設立したその世界は50年になるようです。

飾られている写真の宮城まり子さんを見ても誰であるのかがわからない僕でしたが漲る想い、情熱、愛。ギンギンに伝わってきました。

91歳、お母さんと呼ばれ今も車イスで園内を回っているようです。
ここにくればわかります、宮城まり子さんがスゴイ人であることが。


3000坪の敷地を保有するM様はこの町の過疎化を危惧されております。この町に限らず全国の地方の課題であります。
掛川が活性化してほしい。自身の暮らす玉川学園の街も活性化してほしい。その想いは真剣です。
ビック3も玉川学園も掛川も 沢山の人で活気づき、活性化してほしい!
たくさんの組織の方々がアイディアをしぼり出し打開を図ります、
ご当地キャラやご当地アイドル、B級グルメやポケモンGOなので沢山の方が訪れる街、外国人のインバウンドで賑わう街を目指し。
そこなのでしょうか?
この町に活性してほしい!そう思わせてくれる町であることがどれだけ素晴らしいことなのでしょう。
人が来なければ商売も成り立たず、朽ちていくのでしょうか。
その町を愛する方々は苦しくとも町を守り続けていくようにも思います。そんな思いをまた誰かが引き継ぎその町の魅力は受け継がれていくようにも思えます。
不完全というものが愛おしいもののように感じたりもします。
その不完全に全力の愛を注ぐ人達はなんて素敵なのだろうと思います。
そんな愛を注がれている人も町もなんて素敵なのだろうと思います。

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4番目のふるさとと呼ばせてください。
何度も来たい町です。


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