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2024年7月 5日 (金)

復興支援ご報告

当店設置、東日本大震災募金箱へのご支援、本当にありがとうございます。


 

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カミサマ美容師に出会えて。

野沢道生さんに憧れ、1年間のインターン実習を投げ出し原宿OPERAのドアを開きました。
柔らかな笑顔のスーパーター、憧れの”野沢道生”さんの後ろに、研ぎ澄まされ面持ちと小柄ながら並みならぬオーラを放つそのカミサマとの出会い。
その方は17歳の僕を”少年”と呼びました。
カミサマは言います、「少年は野沢さんに憧れてうちに来たから、俺は関わらないよ。」
そう言いながらも伝説サロン・ZUSSO時代から若手への愛と情と育成に定評があるカミサマは少年の僕を放っておくことはできなかったようです。
「うちに入った新人の1発目のヘアスタイルは俺がカットするのが習わしだよ。」
憧れの野沢さんより先にそのカミサマが僕の髪を、無言でハサミが踊るように、ヘアスタイルを仕上げてくださいました。
前髪の両サイドを長めに残したベリーショート。我ながら、、、なんてイケてるヘアスタイルなんだ。。。
「少年、OPERAのフロアーに立つということは、みんなに見られている、ヘアステージの上にいるつもりで姿勢を正していろ。」
「少年、裏で洗濯なんてしないでいい、お前はとにかくフロアを泳いでろ、お前に仕事なんて求めていない、OPERAの熱帯魚でいいんだ。」
。。。喜ぶのか悲しむのか、温かいのか恥辱なのか、頭の悪かった僕にはよくわからなかった。。。

いよいよカミサマの頭をシャンプーをさせていただくことになり、あらゆる場面に神経を使いまくるカミサマのヘアは28歳にして超薄毛で
「少年、うちはどこにも負けないシャンプーをさせてる、ただし、見ての通り俺の髪は貴重だ、1本も抜けることなく、気持ちのいいシャンプーを俺にしろ。」
間違いなく障害で1番緊張したシャンプーとなりました。。。
終えてみると、シャンプー台を起こしてもカミサマの首が起きず
「おッ、寝てたわ。」   とくに評価のお言葉もなくそれで終わりました。

カミサマをはじめ、憧れの野沢さんにも、地方から夢を追いかけ上京してきたバリバリの諸先輩方にもかわいがっていただいたのに、、、
僅か1か月、原宿という戦いの場所が性に合わず苦しく、町田がホームシックになり退散させていただくことを告げました。ヘタレ少年の胸の内の話をカミサマは全て聞いてくださいました。
「来月のTOMTOMのアシスタント特集の一面に出すぞ。」
「服買う金がないなら俺のやつ、毎月持ってきてやるから。」
カミサマにそこまで言っていただきながら、不届き者の僕は返事をしませんでした。

「うちは必ずビッグネームになる。お前がオペラにいたことがあると言っても、俺はお前を知らないと応えるからな。」
1991年の夏、僕へのカミサマからの最後のお言葉でした。。。
その後、OPERAからACQUAと名前が代わり、1997年、ヘアサロンではじめて日本武道館を満員にした単独ヘアショー、メインステージでカミサマは無音のステージに1人、白髪(はくはつ)のシニアエイジをシザーのみで変身させる悶絶のパフォーマンス。会場18000人の美容師の心を切り裂きました。ACQUAの起こした美容界の革命は1970年、”ヴィダル・サスーン”以来の衝撃でした。
僕のサロンワーク、”グレイヘア”のこだわりの原点です。

2022年、9月。
数々の歴史を築き上げたカミサマ美容師・綾小路竹千代”さん、が他界されました。
「お前が俺を知っていると言っても、俺はお前を知らないと応える。」
。。。当然です。

カミサマが僕を知らないといっても、僕はずっと追い続け、これからも夢みています。
僕がいつかの少年です。

心よりご冥福をお祈り致します。

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24年前。

バブルで沸き立つ80年代後半、何をやっても長続きせず、美容室もてんてんと渡り歩き、安いし、長いし、キツイ美容師に飽き飽きして、1年間フリターをしました。
この間、昔の夢だった芸能界への憧れにリトライしようとプロダクションに登録はしたものの、中学生時代に在籍した劇団ひまわりのような手応えもなく、腐りきったまま20歳を迎えました。
お付き合いしていた年上の女性は美容師としてのキャリアバリバリ、そのパワフルな姿にうしろめたさを覚え、再び美容師の職につくことにしました。

 

中学1年の頃、はじめて美容室という場所に行きました。
母が通う、勤務先の病院のそばにある”美容室エリコ”。
母の紹介として訪れ、担当してくれた藤本聖子さん。10代の僕にとってキラッキラでした。

 

美容室エリコは町田を中心に6店舗を展開していたサロン、町田大好きな僕の再出発での勤務となり、1999年の独立までの4年半在籍しました
それまでちやほやされ続けた僕をびしっと鍛えなおしてくれた場所でした。
今ではありえない、この店の給与は基本給なし、個人売上の23%のみ、給与というか報酬制。
チラシで来店された2980円のカットのお客様を1時間かけたら時給650円。
大雪や大雨でお客様が来店されない日は1日10時間サロンで勤務して報酬ゼロ、過酷だった~。
完全な労基違反ですが、この厳しさがあったからこそ今の持続力ができたのだと心から感謝しております。
完全歩合制で生き抜く肝は何をおいても”営業力”。
なんとしても指名をつけるためのサバイバル。結果、この力がないとこの仕事を続けていくことはできないと今は言い切れます。
学ばせていただたなー、とくに成瀬店の北村先輩、今もトップスタイリスト爆走中、頭が上がらないです。。。

独立の1年前、グループの新規出店、小田急経堂ジョイフル店(現・コルティ)で店長職を経験させていただき、長男誕生を機に25歳に独立いたしました。

 

ちなみに、、、10歳の頃、”ノストラダムスの大予言”を小学校の図書館で読み、1999年、自分が25歳の7月に人類は滅亡するものと思っていました。
故の6月開業でした。

 

振り返ると、学校現場に”ノストラダムスの大予言”を置いておく当時の教育リテラシーは大問題であったと思います。。。

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イルミナカラーについて

カラースペシャリスト発足のイルミナカラー。

美容商材を扱うにあたり、それぞれのメーカーのもつ強みの分野があります。
私自身ヘアカラーも様々なメーカーのプロダクトを使用してきましたが、圧倒的な強さを誇るのはドイツ発(現在はアメリカ)の”WELLA”で間違いないと思います。
144色の圧倒的なカラーラインナップのコレストンパーフェクト、それらの組み合わで出す色のヴァリエーションは無限大、ヘアカラーの革命でした。
カリスマブームに沸く90年代後半、ヘアカラー専属のヘアスペシャリスト”カラーリスト”(カット・パーマこなしません)が誕生しました。そうしたカラーに特化したスペシャリストの声を反映し、カラーリストが扱うカラー剤として発足したのがWELLAのハイブランド”イルミナカラー”です。
つまりプロ中のプロから発足したプロダクトなのです。
コレストンパーフェクトカラーチャート:WELLAサイトより引用

WELLA独自の「マイクロライトテクノロジー」。

驚く程のツヤ・透明感、やわらかな質感を表現できます。特に赤味が出やすい日本人の髪でも、外国人のような赤味を感じない、シアーで透き通ったカラー表現が可能となったのは、ウエラの技術開発によって「髪表面に潜む小さな金属イオン(銅)がカラー剤との過剰反応によってキューティクルを傷つけてしまう」という異なるダメージの新事実の一因を突き止めました。イルミナカラーはこのキューティクルのダメージの一因である金属イオン(銅)を包み込み、ヘアカラー剤との過剰反応を抑制し、髪への負担軽減に配慮して、美しい輝きの髪へと導きます。さらに、日本人特有の硬く見えやすい髪も、やわらかな淡い発色に。これまでなは出せなかった「光色」という新たなジャンルを実現致しました。

イルミナカラー13の光色(ヒカリイロ)。

2015年秋にお客様の想像・期待を超える理想のサロンカラー「高付加価値カラー」を目指して誕生したイルミナカラー。瞬く間に多くのお客様の支持を得て、お客様認知度No1サロンカラーブランドとなりました。
表面的なカラーだけではない、その時々のシチュエーションで表情を変える10シェードに加え、2023年4月、新たにソフトアッシュベージュの染料構成3シェードが加わり全60色となりカラーリングの奥深さは進化し続けています。

 


イルミナカラーチャート:WELLAサイトより引用

ノンブリーチで出せる透明ツヤ髪。

透明感はほしいけど、ブリーチのダメージは気になる・・・イルミナカラーを使った”透明感ツヤ髪カラー”はそんな方におすすめ。
メラニンを過剰に取り除くことなく、ヘアカラーのキューティクルダメージに配慮し、独自のカラースペースの組み合わせによってバージンヘアのように光を反射。
5回繰り返し染めてもバージンヘアと同等のツヤを維持します
そして、キューティクル表面のキズが少ないことで髪は光を含んで内側から輝きます。 イルミナカラーならブリーチいらずの「透明感ツヤ髪」が可能です!

実はイルミナではなかった違法問題。

福島県、幻の名酒“飛露喜”。地元でも入手困難な日本酒です。その空き瓶がネットで取引され、中身が別の醸造酒で販売されていたという話がありました。
飛露喜を初めて口にした方は「これが飛露喜ね。」

 

ヘアサロンにおいても、プライス表には”イルミナカラー”と表記されているにも関わらず、別の安価なカラー剤を混ぜて使用していたという告発Twitterが話題となりました。
お客様にとってカラーブランドの判断はわかりかねます、「これがイルミナカラーね。」

 

このような違法行為も”イルミナカラー”がトップブランド”である故に起きてしまう出来事ではないでしょうか。

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